キャラミんのアップデータ公開

さて、モーションデータが制作者の無断で製品に使用されていたという前代未聞の騒動となったキャラミんですが、このほど、無断使用に絡み削除となったモーションの差し替えとして、新しいモーション搭載のアップデータが配布となりました。

て、今度は大丈夫なん？

モーションデータの有償販売もされていますが1作目と2作目の余りにものひどさにカネカエセと思ったのですが、元々入っていたモーションデータもなんかぎこちないものがほとんどで、わずかにあった格好いいものと可愛いものがことごとく今回の不正使用に該当していた（ある意味当然のことだったのかも。程度の高いモーションはやはり、てとこか）ことで、モーションの選択は今後一層苦労するだろうなという予感。
そんなに簡単にモーションデータを確保できるわけがないはずなのに、問題のありモーションの削除版が出て数日で代替モーション版ができるってどういうこと？

いずれにせよ、ＭＭＤが難しすぎて使えないヘタレのための手抜き用ツールとして、真のＭＭＤファンや各種作成者からは非難の餌食になっていくだろうこのキャラミん、ユーザーんたいしての便利さと完成度とその裏返しである制作者に対する著作権問題をどうやってバランスを取っていくか、ｘ風も苦していかなければならない。また、前述の「ＭＭＤを使わずしてモデルを躍らせることができる」ことについてが今後最大の厄介事になっていくような気がする。すでに「ＭＭＤ以外使用禁止」としているモデル制作者が存在する。ＭＭＤすら使えない者にモデルデータを使われるのはあまり気持ちのいいことではないであろう。

また、プリセットモーションの組合せでしか振付ができないから、キャラミんを使っている限り結局はどれも同じ振付で展開される。他の誰かが全く同じことを再現することが容易である、すなわちそこにはオリジナリティーが存在しないことはユーザーとして肝に銘じておくことが重要だ。

このキャラミん、されどユーザーとしてはお金を払って購入したソフトであることは間違いない。ある日突然なくなったり、使用を禁止したり（市場から回収とか）そんなことがないことを祈るばかりである。