屋根がピンチ、財布がピンチ

もう、ピンチどころではない！
昨日、あるリフォーム業者が押し掛けてきて、「お宅の屋根は修復したほうがよい。すぐにでも修理業者に頼んだほうがいい」と言い出すのでした。
よくうろついてる悪徳業者か？
まあ我が家は古い家なのでいたるところにガタが来ていて、壁裏にはネズミやイタチが駆けずりまわり、有香は抜けそうにへこむところがあり、窓からスズメバチの巣がもろに見えるというとんでもないありさまなのだが、屋根に至っては鬼がわらを固定しているセメントが大部分がはがれおち失われていて雨水が入り込みやすくなっている都のこと。また棟に施している漆喰が崩れて穴があいているとのこと。なぜそんなことが分かったのかが不思議なのだが、目の前で屋根に上がって写真を撮ってもらい、実際そういう状態になっていたのを見せてくれた。（屋根に上がってみるかと勧められたがさすがにそれは遠慮した。）
で、修理するのに、自分の給料をはるかに超える金額が必要なのだが、これを放っておくと全面葺き替えが必要になると脅され、やむなく修理を決断せざるを得ない状況に。で、この業者、脅したり説教したり刷る割に自分とこは消費増税前の駆け込み需要でパンパンだとのこと。自分に責任が降りかからないように他の業者任せにしようとしているのがミエミエだ。で一体何のつもりなのか？イライラしてきたので、私が
「そこまで言うんやったら、信頼できる業者を紹介してもらえませんか。私は何も知らないしお宅のほうがよっぽど業者をしてはるんじゃないですか？」
その業者はひるんで「ちょっと本部に連絡取ってみます」と、玄関を離れた。少したって戻ってきて、「実は近所で屋根の修理が入っているので、合わせてこちらの修理もやります」と言ってきた。そんなこんなで結局その業者に依頼することとなったのだが、チャンと契約書や見積書もきっちり書くのでまあ悪徳ではなさそうだ。悪徳ならすぐ葺き替えを迫るそうな。

しかし捨て以外の大出費。
今週末自転車の修理に出しているのが戻ってくる予定でその時に「新しく買ったほうが安いのではないか」と思うような金額が掛るのに、その10倍もの金額が掛るとは。近年まれにみる、というか前住んでた家にバルコニーを付けたとき以来の出費だな。（不動産取得を覗いて）やれやれ。