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Vocaloid3の、WAVを取りこめる機能そして歌唱トラックにはリバー部とコンプレがかけられること、V2にはなかっただけにV3の新機能の一つなのですが、結局その機能をありがたがり過ぎて、使い方を間違えていたと、今だから言えます。

私がニコニコ動画にアップした楽曲のうち最初の2曲は、この機能を使って作っています。つまり、バックオケWAVをV3に取り込み歌唱トラックはそれを聴きながら作っていったわけで、おそらくそのような作り方はV2を知らない者の作り方ではないでしょうか。従って、バックオケをそれほど作り込まないまま歌唱トラックを載せて、そのままWAV書き出しをしただけで、要するにDAWでミキシングをしていない、ということです。今思うとかなり恥ずかしい作り方です。

3曲目で初めて、歌唱トラックを一つずつ取り出し、DAWに貼っていき、DAWでミキシング・マスタリングして作りました。確かにバックオケを取りこんで歌パートを作っていきますが、結局このWAV取り込みの本当の目的は、歌のパートの位置を素早く見つけて組みやすくすると言うことあったわけで、確かにV2ではやりにくかったと思います。なのでV2で頻繁に繰り返しがある場合、コピペで作っていくよりも、そのパートだけのファイルをいくつも用意してDAWで組む方法のほうが一般的ではないでしょうか。もっとも、1コーラスを歌唱条件を買えずに通すのではなく、細かく分けて別々の調声をする、と言うこともあり得るでしょう(私は面倒なのでやりませんが)

その歌唱トラックにリバーブやコンプが掛けられるということは、それなりに仕上げることが想定されているのでしょう。しかしそれは、ドキュメントでいえば単なる低解像度のドラフトでしかなく、仕上がりイメージをつかむだけにすぎません。歌を載せてもバックオケの状態を替えたくなることだってあります。実際1曲目や2曲値で何度もバックオケWAVを入れ替えたので、気が付いたら過去の不要なWAVファイルが山の様に溜まっていました。

まあ発売会社もこの新機能を実はそういう目的でるよとは言えないだろうから、WAVを取りこんでV3内で完結できるという触れ込みは致し方ないと思いますがややもするとミスリードにつながる(実際私もミスリードされた)わけで、やはりいまどきのネットでほうぼうから情報を集めないといけないということに落ち着きます。


ところで、注目のCeVIO、ちょっと待った!
製品版になっても、ソングライブラリはささらだけだと?ライブラリが増えるのはトーク部分だけ?
それだと私個人的にはメリットが少ない。ただソングで微調整ができるというのは大きいと思う。ささらを歌わせている人たちは、いまはベタうちで限られた調声しかできないけれども調声ができるようになればボカロ以上に偉いことになりそうな予感。その調声ができることだけのために14800円を使うのはちと高すぎる。
もっとライブラリが増えて拡張できるというなら導入を検討するが、今は待ちの状態かな。
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