ボカロ調教考

えー
アナウンスしていませんでしたが、実はニコ動に２曲、オリジナルをアップしております。

アップ１カ月がたって、だいたいアクセスも止まったので結果発表。

１曲目
アクセス=110再生
コメント＝5
マイリス＝5程度

2曲目
アクセス＝60
コメント＝5
マイリス殆どなし

という惨憺たる結果となりました。

やはりド素人が曲を作ってもその程度しかできないわけで、常日頃バンドやっててセミプロ（もしかして本物のプロ？）としてやっている気とたちとは雲泥の差があることを思い知らされました。

気になったのが、2曲目で「調教が微妙」とコメントされていることです。実際2曲目、殆ど調教していませんが、サビのダイナミクスと、GUMIの「タ」行はどうしても気になるので調整しています。しかしそれだけではあまたのボカロ曲を聴いている人にとっては物足らないんだと思います。

では何を以て「いい調教」なのでしょうか。
持論として確固たるものは持っていないのですが、いじればよいというわけではないと思います。あたかも人間が歌っているように聴かせるには並大抵の努力ではなかなか到達できないとは思いますが、別にそこまで突き詰める必要が策所地震になければそれでいいような気もするんですが。いやいやそうではない、やるからにはちゃんと調教してから世に出すのが作者としてのマナーなのかもしれません。デモそうなったらうまい人しか世に出しちゃいけないってことになりはしませんか？

ボーカロイドはあくまで「自由に使う」のが大前提だと思っています。
出来た曲を評価するのは視聴者であり、悪評価を下されるかまたは見向きもされないのは、ずばりその人の実力ということです。

話を戻して、よい調教とは？を考えてみます。
調教術は、最近少しだけネットにも公開されるようになりましたが、殆どはボカロPたちのノウハウであり、かれらの資産です。そうやすやすと手の内を見せるわけがありません。なので多くはベールに包まれたままです。コツが分からない人はいつまでたっても分からないままです。

あと、誰かの作品を聴いて、調声できになったことがあっても、たとえばニコ動のコメントには「神調教」を評価されるものもたくさんあります。え?なんで？と思うことだってあります。

奥が深いと思いますが、なんだか、ある特定の部分だけが奥深くて、逆にそうしていなければ評価されないという風潮が、、、なければいいんですけど。

自分もこんな程度でへこたれている場合ではありません。
「世間の常識」がどのへんにあるのかを探りつつ、自分のオリジナリティ、そして自分が今まで触れてきた音楽のルーツを見つめ直してまたオリジナル製作に励みたいと思います。