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松田聖子でしょう。

わたしのほうが4年ほど下ですがほぼ同世代に生まれてきて光栄です。
1980年代前半の頃を知らない若者も徐々に増えてきて、当時の偉業もいまや伝説と化していますが本人はまだ現役でアイドルやってるとくるからすごいもんです。

当時中学生か高校生でありながら全然ファンでもなく、なんとも思ってなくてレコードもカセットもCDも1枚たりとも持っていない(この世代でそんなやつほかにいるんか?)のですが、今になって偶然YouTubeで当時の映像を見たら、

なんでファンにならなかったんやろ

と思いました。
まあ育った環境がどちらかといえばアンチアイドル的なところだったからしょうがないか。べつに好みの髪型だったわけでもないし(後述)。

あらためて、不思議な声質(澄んでもいないし濁ってもいないし)で意外と伸びのある声。当時は声を加工したり口パクなんていう風習はなかったのでみんな生で出てきて生で歌っていました。まじ大変だったと思います。
なんといっても彼女の魅力は、「青いサンゴ礁」や「秘密の花園」で聴かれる「ヒッカケ」ではないかと思います(専門的な名称があるかもしれないので後で調べておきます。Wikiにはなかった。)あれでよの野郎どもをノックアウト!しかしこれも歌唱力、表現力があるからこそできることだったと今になって気づくのでした。

で、自称美髪フェチである自分の場合は、「天国のキッス」のときの髪型がダントツにいいと思っている。それまでムサ苦しい頭だったのが、頭の体積が半分になったかのごとくすっきりとしたショートカット。さすがに当時そのときだけ「あ、かわいいな」と思った。
最近でこそロングストレートの時期が「花びら舞う季節に」であったようだが、今頃になってもなあ、て感じです。まあ当時はそんなのはやらなくて逆に気持ち悪がられてたしなあ(恋人よ・・・とかで)早い話が松田聖子にかぎっては、美髪論議がまったく似合わないということ。

当時は気付かなかったが、やはり明るくて礼儀正しくて、OnStageではいやな顔一つしなかったところがプロであり役者であることを証明しています。当時追っかけやっていた人は見る目があったんだなと思います。
あとはNHKの歌番組でも、周りがほとんど演歌歌手ばかりだったにもかかわらず堂々と自分のステージをこなしていたけなげさには胸を撃たれた記憶があります。ほかのアイドルにはできないことです。演歌と互角に戦えたアイドル!

これからもずっと歌を歌い続けてほしいと思います。

おはずかしながらちゃんと知っている曲が全くないのですが強引にベスト3を挙げるなら
1) 天国のキッス(やはり歌っている姿のイメージで)
2) 天使のウインク
3) Rock'n Rouge
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